パイプの構造と各部の名称
どのような素材、形状のパイプにも共通していえることは、「タバコを燃やす部分(ボール)」と「けむりの通る部分(煙道)」「口にくわえる部分(ビット)」があります。
ここでは一般的なブライヤーパイプを例に取りパイプの構造と各部の名称について解説いたします。

| ■ ボウル(BOWL) |
| パイプの顔とも言える部分で、ボウルの質(木目、大きさ、傷の有無、形状)によりパイプの大部分の価格が決まります。パイプ・スモーカーが一番、注目する部分です。 たばこを詰め、火をつける部分であるボウルですが、いろいろな大きさや形状、肉厚があります。このボウルの形によりステム、マウスピースの形が決まり、バランスの取れたシェイプののパイプが出来上がります。
| |
|
| |
| ■ シャンク(SHANK) |
| ボウルとマウスピースの間の部分でボウル内のタバコの煙はこの部分(煙道)を通りマウスピースへと伝わります。ボウルの形状によりバランスよく吸いやすく、味のよい煙が通るように丸、楕円、などの形状で幾種類もの大きさの煙道が開けられています。またシャンクの煙道部分には唾液、ヤニなどが溜まりやすいのでしっかり掃除をしておきましょう。
| |
|
| |
| ■ ダボとダボ穴(MORTISE&TENON) |
| シャンクとマウスピースを繋ぐ部分。マウスピースの抜き差し時にダボが折れたり、シャンクにひびがはいりやすく折れたりします。喫煙後すぐ、ボウルの熱いうちの抜き差しは厳禁です。抜き差しには無理にひっぱらず一定方向にねじるようにして静かにはずしましょう。
| |
|
| |
| ■ マウスピース(MOUTHPIECE) |
| シャンクから先の部分で、通常シャンクと切り離せる構造になっています。 材質は、大部分がアクリルかエボナイトで琥珀、樹脂などを用いることもあります。 マウスピースの形状はボウルとのバランスを考え作られているので、長さ、太さなど形は千差万別です。
| |
|
| |
| ■ ビットとリップ(BIT&LIP) |
| マウスピースの直接口に当たる部分。リップは歯止めと言われ、パイプを歯で咥えるために歯に引っかかる形状となっています。 材質は大部分がアクリルかエボナイトで、エボナイトは材質が柔らかく噛み心地はよいが、使っているうちに歯型が付いてしまい、ときには穴が開いてしまうことがあります。また、時間の経過とともに変色するので日頃の手入れが必要です。一方、アクリルはエボナイトより硬く噛み心地の点で劣りますが、変色の心配がないので手入れの必要はありません。
| |
|
| |
| ■ ヤニ止め(FILTER) |
| 日本、フランス、イギリスなどのマシンメイドの一部のパイプにはヤニ止めと呼ばれるアルミ製の棒状チューブや平板状のものを捻ったものがついているものがあります。 本来、タバコの細かい葉が口に入るのを抑えるたり、ニコチン・タールを抑えるためのものですが、チューブを通ることにより煙道が狭くなり、口に入る煙の速度が速くなり舌に強い刺激が与えられ、舌が荒れると言われ、また味も落ちるとして、外して使用されている方がほとんどです。 フィルターを用いての喫煙には、3mm、6mm、9mmなどのペーパーフィルターやチャコールフィルター対応のパイプをお勧めいたします。
|
|